トップページ > 女のけもの道 > 第10回 ザックの中身

女のけもの道

2015/02/18

第10回 ザックの中身

読者の皆さま、こんにちは!トレラン王国エンジェルズです。
寒い日が続いておりますね~。でも梅の花がほころび始めたり、霜柱が姿を消したりと、少しずつ春が近づいているのを感じます。まだまだ積雪の深い地域も多いかと思いますが、春よ来い、早く来い!雪遊びも楽しいけど、暖かくなるのが待ち遠しいです!
さて、今回のお題は「ザックの中身」。レースとファンラン、あるいは距離や山の高低によって持ち物は変わってきますよね。基本の持ち物から、とっておきのパッキング方法まで、エンジェルズのザックの中身、こっそり教えちゃいますよ~!(Junko)


saiko.jpg

【OMM JAPAN RACE 2014での、わたしのザックの中身】

ザックの中身とその詰め方に試行錯誤したのは、なんといっても「OMM JAPAN RACE 2014」http://theomm.jp/?page_id=1080のとき。

身体の厚みがないため、体重が比較的軽く筋肉量も少ないわたしには、ザックを始め必携品すべての軽量化がマスト!と最初は考えました。(必携品リストはこちら)http://theomm.jp/?page_id=1096
ですが、人一倍寒がりということもあり、長い野営時間をいかに暖かく快適に過ごすかを考えると、何もかもをこそげ落とす訳にもいきません。
しかもペアを組んだ友人は、更にわたしより身体が小さく、わたしの何倍も寒がり。

軽量化のためにタープにしたり、ツェルトにしたりと、みなさん工夫していたようですが、わたしたちは身体の小ささを最大限に生かし、1人用のテントに2人で寝ることに。これなら、半分ずつ持てば、1人ずつツェルトを持つより軽く、タープよりもずっと暖かく過ごすことができます。

寝具類は、ファイントラックの化繊のシュラフhttp://www.finetrack.com/product/detail_FAG0505.htmlとシュラフカバー、シュラフの中にクライミットhttp://www.lotus-corp.jp/klymit/のイナーシャX。これだけでは底冷えが心配なので、山と道のスリーピングパッドhttp://yamatomichi.com/?pid=37947055を敷きました。

料理面では、準備段階では固形燃料を考えていたのですが、軽さより快適さを優先したわたしたちは、ガスとバーナーに。フリーズドライフードやクスクスなどを用意して軽くしつつも、お楽しみ用にワインとおつまみもしっかり入れて行きました。

ザックは身体に合うものは見つからなかったのですが、ここは軽くしようと2人ともUltimate Direction の「Fastpack20」http://www.ultimatedirection.com/p-633-fastpack-20.aspxにしました。

結果、1人の重量は約7kg。わたしたちの体重に対しては重いのですが、重さを感じにくいパッキングの仕方を工夫しました。自分でもこれはなかなか成功だったので、ご紹介します。

まず、用意するのは、45Lのゴミ袋2枚とスリーピングパッド。

image1.JPG

そして、シュラフを始め、スタッフバッグに入っているものは、すべて取り出しておきます。着替えやタオルなども、すべて畳まずそのままに。

そして、ザックの中にスリーピングパッドを輪にして入れ(背面パッドの代わりになるので、背面パッドは取り除く)、その中に2枚重ねたゴミ袋を入れます。

その中に取り出す順番や優先順位を考え、とにかくグイグイ詰めていきます。このとき気をつけるのは、なるべく重いものは背中側上方におさまるようにすること。

わたしの場合は、まず寝具類を下に、テントはその上の背中寄りに詰めました。ここで内側のゴミ袋を潰しながら空気を抜いてコンプレッション。
次に、その上から着替やダウンジャケットなどを入れ、途中で着る可能性のあるものを更に上に入れました。
そして、食料やワイン、ヘッドライトなど重さがあるものを上方背中寄りに、ファーストエイドキットなど軽いものは上方外寄りに詰めました。全部入ったら外側のゴミ袋もコンプレッション。

スタッフバッグでコンプレッションした方がたくさん入りそうなのですが、スタッフバックだらけになると、それらの間に余計な隙間ができるし、重さも偏ってしまいます。この詰め方だと、隙間は全くと言っていいほど無くなりますし、必要なものが必要な順番に入っているので、どの袋に何を入れたかなどを悩むことも無くなります。
そして、ビニール袋なので、雨や汗などによる浸水もありません。実際今回のOMMは大雨で、防水のスタッフバッグにザックカバーを使っていた人は浸水していましたが、わたしたちのザックの中身はザックカバー無しでも全く濡れませんでした。

行動食、飲料水、薬類などは全て胸側のポケットへ。サイドポケットは極力重いものを避け、胸ポケットに入りきらなかったパンなどを入れました。サイドポケットに飲料水を差している方も多いと思うのですが、重いものを入れるとザックがぶれて重さもものすごく感じるので、軽いものやポールなどの長いものなどだけにすることがオススメです。

最終的に、7kg詰めてもまだまだ入る余裕がありました。

image2.JPG

実は、もっと寒い場合も想定して、ハイロフトのダウンシュラフでも試したのですが、それでも余裕で入りました。

さて、ここまで工夫をして完璧と思えるパッキングをした、わたしたちのレースの結果は???

地図はちゃんと読まないとだめですね。
また今年も出れるといいな(笑)

image3.JPG


miyuki.jpg

しばらくまともに走っていない私ですが・・・
沼津アルプスへトレランに行った時のザックの中身です。

沼津アルプス(距離約12kmワンウェイ、最高地点標高392m、低山だけど起伏が激しいトレイル)

12Lのザック
<補給食>
・水0.5L×1本、お茶350ML×1本
・おにぎり1個
・大福1個
・グミ
<基本セット>
・エマージェンシーセット(ジップロックに入れて防水対策)
・トイレセット(ジップロックに入れて防水対策)
・ウィンドシェル
・雨具上下
・手ぬぐい
・地図&コンパス(ジップロックに入れて防水対策)
・携帯&お財布(ジップロックに入れて防水対策)

至って、普通のザックの中身です。でも、これが普通と思えるようになるまでには、時間がかかった気もするなぁ。以前はトイレセットは持っていなかったし、エマージェンシーセットも随分適当な物だった。トレイルに出かける度に、必要な物、不要な物、代用が効く物等が精査されたのかな?!

後は、TPOに合わせて追加グッズの中から必要な物を付け加えていきます。必要な物かどうかを判断するには、気象予報やどんな場所か等インターネットで調べたり、同行者に聞いたりして、ちゃんと情報収集をします。判断が悩ましい時は、多少荷物になっても持っていきます。持っている事の安心感が大切な時もある気がします。

<追加グッズ>
・ライト
・雨具上下(3レイヤー)
・防寒着(ジップロックに入れて防水対策)
・予備服(ジップロックに入れて防水対策)
・軽アイゼン
・チェーンスパイク
・ツェルト
・ストック

余談ですが・・・トイレセットを持っていくようになったのは、もちろん過去に困った事があったからです。


junko.jpg

「ザックの中身」ですが、普段は結構適当で(汗)、救急セット、防寒具、雨具、ライト、エマージェンシーブランケットなどの基本セット以外は、水と食料をちょい多めに持てばいいや!・・・ってな感じですが、レースの時はなるべく軽くしたいし、かと言って必要なものは持っていかなきゃだし・・・と結構悩みます。特に悩むのが、エイド食がないハセツネCUP(日本山岳耐久レース長谷川恒男CUP)。今回は、とある年に参加したハセツネCUPでのザックの中身を紹介します。

■水分(計2.5リットル)
・ハイドレーションパック:スポーツドリンク 1.5リットル
・ペットボトル(500ml)2本:グリーンマグマ2袋を溶かした水(←山のフレッシュジュース♪)、普通の水
※ペットボトルは、飲んだ後つぶせる「い・ろ・は・す」。
■食べ物
・ジェル 12~3個
・グミ
・羊羹
・一口大のおにぎり 3~4個(ジェルが摂れなくなる可能性大なので)
・プチトマトと巨峰2~3粒ずつ(第2関門の月夜見第2駐車場で、自分へのご褒美♪)
■サプリ(VESPA、WASPゼリー(←山のデザート♪)、塩系サプリなど)
■救急セット(テーピング、絆創膏、安全ピン、胃薬、鎮痛剤、コンタクトレンズなど)
■エマージェンシーブランケット
■雨具
■ライト(ヘッドライト、ハンドライト2本)
※ハンドライトは、予備電池を持たない代わりに2本持っていきます
■携帯電話

IMG_0982.JPG

これらを5Lのザックに(パンパンに)詰め込みました。これといった特徴はないですが、食いしん坊のくせに胃が弱いので、飲み物や食べ物は数種類用意して、胃の調子が悪くなっても何かしら飲み物、食べ物を摂取できるようにしました。
気になるレースの結果については・・・出場するごとにタイムが落ちていく始末(あちゃー)。でも、またいつか挑戦するぞ~!!


yoko.jpg

ザックの中身。
いつも持って行くもの
○水分(大体ハイドレーションで携行。けがした時や手を洗うために中身はほぼ水)
○食糧(レース時はジェル類、プライベートならおにぎりやパン)
○雨具、もしくはウィンドストッパー
○携帯電話
○ファーストエイドキット
○日焼け止め
○地図

それらをジップロックに小分けに入れていくので、ザックに一番入っているものは
ジップロック
という事になるのでしょうか。
我が家では野菜や冷凍ごはんを入れていたジップロックを洗って乾かして山用にします。
特に意味はありませんがファーストエイドキット用のドラえもんジップロック。

①.JPG

4年くらい使っているのでボロボロです・・・
モンブランの周りとか富士山の周りにも付き合ってもらいました。
もちろん中身はローテーションしています。
最近メンテナンスをしていませんがその中は、、、

②_.JPG

カイロ、携帯トイレ、テーピング、バントエイド、ゴム手袋、エマージェンシーシート
ウェットバン、胃腸薬、痛み止め
ゴム手袋はグローブが破れた時や無くした時、若しくは山で出血した人を手当するためです。
水に流せるティッシュとウェットティッシュは、別のジップロックに携帯します。
携帯電話も防水なのですが何となくジップロックに。
ダウンもくしゃっと丸めてジップロックに。

③.JPG
④_.JPG

地図もジャストサイズです。
何だかジップロック屋さんの回し者のようですが、全く関係ありません。
去年の夏、丹沢ワンウェイをした時に水、食料、着替え、お風呂道具を詰め込むと
どうしてもザックにドラえもんが入りきらず、まぁ、今まで使ったこともないし...と
置いて行ったら蜂に刺されるというアクシデントがありました(涙)

他には去年のUTMFで、こどもの国に着いたとき、スギ花粉がひどくて強烈な目の痒みに
襲われました。
目薬を持っておらず友達の友達(全然知らない人)に借りる事ができて助かりましたが
ロングレースや初めてのコースは思わぬアクシデントが起こります。

私のトレイルレースは青梅デビューですが、OSJとXTERRA育ちのため、エイドはないもの
若しくはあると言われても信じ(られ)ないのでした。
なので、山では食糧をいつも持ち過ぎるくらい持っていましたが、最近は少し余らせる
くらいに調節できるようになりました。コスパのよい練乳がお気に入りです。
万が一食料が足りなくなった時は、開き直って、レースで胃腸系トラブルのため
何も食べられなくなった時でも動ける練習ということにします。
春はすぐそこ。トレイルシーズン、もうすぐですね!!


mihoko.jpg

なんだかいつもザックが大きいような気がする私...。ご紹介出来るような裏技もないので、今回はザックの中身の中から『救急セット』をご紹介したいと思います。

主な中身は、『バンドエイド、靴擦れ用のバンドエイド、痛み止めなどの飲み薬、ワセリン、イソジン軟膏、テーピング、ミニはさみ、バンダナ、ナプキン、水に溶けるティッシュ、ホカロン、コールドシート、エマージェンシーシート、ポリ袋、手用消毒、ポイズンリムーバー、水』などです。日帰りのちょこっとトレイルなんかの時には、この中からその日に行くコースとか天気を考慮してピックアップして小さなジップロックに入れて持っていきます。中身はいたって普通な物だと思いますが、ちょっとだけ説明をしてみます。

IMG_0094.JPG

『バンドエイド』は持っている人が多いと思うんですが、『ジェルがついたバンドエイド』は靴擦れやマメができた時にとっても役立ちます。履き慣れたシューズでも靴下との相性が合わなかったりして靴擦れができてしまうと走っていても気になるし、マメができてしまったら痛くてパフォーマンスが落ちちゃいますよね。そんな時には普通のバンドエイドだとすぐにズレてしまったりはがれてしまうけど、靴擦れ用のジェルのついたものはしっかり守ってくれます。次に『ワセリン』ですが、これも意外とふいうちに起きるスレ用。いつもはならないのにザックのあたる所とか、ブラの下とかワキとかスレちゃうと痛いし汗をかくとしみて、しみて...。そんな時に少し厚めにワセリンを塗ると緩和します。もちろんスレが出来る前に塗っておく方がいいのですが~。

次に『テーピング』ですが、これは捻挫とかカラダの故障だけでなくザックが壊れたとか服が破れた!とかにも役立ちます。適等な長さに切ってコンパクトにして持っていきますが、小さなハサミを持っていると便利です。次に『バンダナ』、これはケガをして出血した時の止血や包帯代わりにも。『ナプキン』も出血した時に吸収させて使えるのですが、急に生理が始まってしまった時のためにも入っていると安心です。ケガの時に忘れてならないのが『水』です。転んでちょっとしたかすり傷でも甘くみてはいけませんよ~。そこからバイ菌が入ったらかなり大変なコトになります!必ずお水でキレイに流してくださいね。持っていたら、『イソジン軟膏』などで殺菌・消毒をしておくと良いですね。

季節的に注意しておきたいのが、冬に起こりやすい低体温と夏に多い脱水。冬は『 ホカロン』を追加、夏は『塩分タブレット』などの電解質を補給できるものも常備します。脱水になりかけて喉が乾いてお水だけを取るとナトリウムなどの電解質不足による低張性脱水というのになってしまうんです。頭痛とかけいれん、ひどくなると意識障害が起こってしまうので要注意です。

リスクの可能性を考えていくと救急セットの中身が増えていくばかりですが、毎回使うわけでもないからといって持っていっていない方もいるかもしれませんね。しかし!いざという時に自分や仲間を守ってくれるものなので自分に必要な物をチョイスして必ず持参して下さいね。多くなるようであれば同行者と分けて持ったりしてもいいですね。


tomomi.jpg

今回のテーマは「ザックの中身」ということで、私はある日のファンランで持参した中身をご紹介します。
 
コースは距離が25kmぐらい、標高が1200mぐらいでほぼ登って下りてくるだけのルートです。
リュックは14Lの大きさの物を使用。
そして中身ですが、まずは必須携帯品として下記が挙げられます。

1、 ゴアテックスのカッパ
2、 ライト
3、 鈴
4、 地図
5、 コンパス
6、 ティッシュ&トイレットペーパー
7、 バンドエイド
8、 ジェル
9、 エマージェンシーシート
10、 水
11、 携帯電話
12、 財布

上記以外にその日に必要なものをプラスして持ちます。
今回は補給食におにぎり3個とナッツ類、スポーツドリンク、それから山頂で食べるご褒美のアンパン1個です。
さて荷物をリュックに詰め込む時に使う便利な物といったら、やはりジップロックですよね〜。荷物をコンパクトにできるし、中身がみえて、防水にもなります。さらに大小さまざま100均で購入できて安上がりです。
 
ずぼらな私は特に荷造りにこだわりがないので、ふーん、普通だな〜と思われた読者の方も多かったのでは? 是非皆さんのザックの中身、工夫も教えてください。

IMG_20150212_001037.jpg

まとめ ――トレラン王国編集部
山に熱中し始めた高校生の頃のザックの中身は実に大雑把で、安全性や快適性に欠けるものでした。何しろペットボトルがこの世に誕生していなかったので、自宅でほうじ茶を作ってテルモスと呼ばれる水筒に。ジェルなんてものはないから、トウハト製菓の『バターココナッツ』丸ごと持参。ゴアテックスなんて高機能な防寒着はなかったのでヤッケと呼ばれるぺらっぺらのウィンドブレーカー一枚、ジェントスなどないので家の懐中電灯を「母さんこれ借りるよ」と持って出かけました。コンビニがまだなかったので補給食はいつものパン屋さんで前日に買いおきした菓子パン4個、山行前後に駅の蕎麦屋が開いている時はがっつくように食べました。怪我は想定していないのでファストエイドを携帯する習慣はありませんでした。エマージェンシーシートなんていう便利なものはどこにも売っていないので、ビバークのときはザックの中身を全て出して足を突っ込んで、相方(もちろん男です)とお尻を密着させながら寝ました。存在と形が変わらないものと言えばコンパスくらいでしょうか。現在のような優れたプロダクツがないスポーツ登山黎明期の時代でした。
40年経った今、トレイルランナーの装備は、あの当時と比較にならないほどとてもしっかりしています。安全に関しての注意も怠りないと言ってよいでしょう。ファストエイド・キットやライトなど一般のハイカーより心得がいいと感じます。
皆さん、準備は万全ですか? 忘れ物はないですか?

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.trailrunning-ohkoku.jp/mt/mt-tb.cgi/183

コメント(1)

ミモザ | 2015年3月 4日 15:13

はじめまして。
初めてのトレラン30kmに参加予定です。
持ち物は何が必要かと検索していてこちらに辿りつきました。
経験をもとにしたアドバイス とっても助かります!
不安でいっぱいの参加ですが 自然の中を楽しむ、その気持ちで頑張ってきます。
ここフランスはトレランの大会も色々あるし これを機会に次を目指せたらと(笑)。

コメントを書く

コメント記入欄

ページのトップへ戻る