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江田良子 エダログ

2014/03/20

最終回 2014春、まだまだ成長途中

やっとやっと寒い冬が去り、ぽかぽかな春がやってきましたね♪
梅の花が咲き、桜はまだかなあとのんびりお散歩したくなるこの季節、いいですね~。
あっ、花粉症の皆さまはすでにマスクが手放せないようですね・・・

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春の訪れはもうすぐそこ。最終回はエダログのoffショットを中心に

春は出会いと別れの季節。
突然のご報告ですが、3年間書かせて頂いたエダログは今回で最終回となります。
エダログの歴史は、私のトレイルの歴史そのものでもありまして。
今、ものすご~く寂しい気持ちで書いています。
と言っても、トレイルを辞めるわけではなくここでいろんな経験をさせて頂き、やっとトレイルの
若葉マークも取れたくらいには成長できたのかと。
ここで一旦区切りをつけてエダログ卒業といった感じでしょうか。

ということで、今回はエダログ総集編。

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現役引退後は市民ランナーとして各地のロードレースで走りを満喫していました
(2011年4月戸田・彩湖ウルトラマラソン)

そもそもなぜトレイルを始めたか。
実業団の頃から故障が多く、引退後もレースに出るとどこか痛めてはしばらく休んでしまう弱い足でした。
そこで、周りの仲間たちからの勧めもあり、意を決して高尾山~陣馬山に連れて行ってもらったのが4年前の11月。
ロードのように常にペースを気にしたり走った距離をチェックしたり、なんてことは関係なく、上りでは歩いたり途中でおやつ食べたり☆ もう楽しくて楽しくて4,5時間があっという間でした。
でも、ロードとは全く違って走り方がヘタ(*_*)
翌日から一週間、人生最強レベルの筋肉痛と戦いました・・・
それでも筋肉痛が治った頃に、あの楽しさが忘れられなくて奥宮選手のセミナーに参加。
後から気付いたのですが、かなりの上級な皆さんばかりでして。
当時はトレランシューズもなく、下りではキャーキャーとそりゃ熊も出てくる訳がないほどの大騒ぎ。
でも、楽しくって!!! へっぴり腰で下りては転んで爆笑!!!
もちろん最後尾で散々ご迷惑をかけてしまったのですが、この時の皆さんがいい方ばかりでして。後ろに付いてくれたり、イヤな顔せずに待ってくれたり、いっぱい話しかけてくれたり。
奥宮選手もニコニコとフォローして下さって。
このセミナーでがっつりトレイルにはまってしまいました。

その後、縁あって春からエダログを書かせて頂くことになりまして。
初めてのエダログ(第1回トレランデビューの巻)は確か、人生初のトレイルレースだったはず。
直前にバタバタしてしまい、会場に向かう車の中で初めて履くトレイルシューズに紐を通していました。
ラッキーなことに優勝できましたが、トレイルは甘くないと思い知られたのが7月のキタタン(北丹沢12時間耐久レース)でした。
あまりにキツくて下っている途中でしゃがみ込み、渋滞を引き起こしながら第一関門へ。確か20分くらいリタイヤすると駄々をこね、バスに向かうところで素敵なおねえさんに助けて頂き、無事にゴール。
このレースを機にトレイルをもっと頑張ってみようと思ったのでした。

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レース2戦目、熱中症でフラフラになりながらも根性で完走した
2011年7月の北丹沢。このレースが今の礎になっていると思います


結果を出すために散々努力して、当日はものすごいプレッシャーの中で限界まで力を出す。
そんな生活とは離れたはずなのに、なぜか一歩近づいてしまいました。
ただ、当時と違うのは常に『楽しい』ということ。
当時は楽しむ余裕がなく、目標に向かってひたすら集中でしたがトレイルはあちこちに遊びの要素が詰まってる。
もちろん上りはきついし、下りはヘタだし、転んだら痛い。
でも、お山に行くとなると、ルンルン♪

そして、出会ってしまったのです。あのレース。
そう、ハセツネ。
なんとな~く、いつかは出たいと思っていたレース。
でも、70kmもトレイルを走れるかな。補給食が足りなくなったらどうしよ。なにより夜にライトつけて山を走るなんてできるかな。
いっぱい不安はありましたが、今までの経験上やりたいことがあったら流れに乗っかるタイミングは大事だと知っていたので、今だ!!と乗っかってみました☆

決めてからは、いろんな方に聞きまくり調べまくり。
補給食のこと、コースの概要、通過タイムの設定、装備の選び方、試走の重要さなどなど。
もちろん実際に試走にも行きました。というか、一人では怖くて行けなかったので誰かが行くといえばくっついて。
そこで気付いたのが、『ハセツネ』って魔法の言葉を発すると、すぐに輪が広がっていくこと。
試走しているランナーに「今度初めてハセツネでるんです~」というと、ライトはあのメーカーがいいとか前半は絶対抑えてとか補給食には魚肉ソーセージがいいとかいっぱいの情報をくれる上に、数年たった今でも繋がっていられて。
また、ハイカーの方々にも「あら、あの大会でるの? 頑張って!」なんて声をよくかけて頂きました。
何もかもが初めてで何にも知らなく不安だらけだったはずが、こうした輪のおかげでレースの数日前からワクワクが止まらず♪ 
実際に走ったら、このエダログのおかげでレース中もたくさんの方に声をかけて頂き、ナイトランも予想以上に楽しく、なんだかとんでもなく楽しい世界を知っちゃったな~(^◇^)って感じのレースでした。

その翌年は、楽しい上にタイムが大幅に縮まってさあ来年は!!と迎えた昨年は、全くダメダメ・・・
結局、エダログでハセツネの優勝記事が書けなかったのが最大の心残りとなってしましました。

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2012年夏、第1回モントレイル戸隠マウンテントレイルで優勝
ゴール後、勢い余ってバーをまたぐ
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この年の秋、2度目のハセツネCUPで女子総合2位。我々も興奮しました。
3回出て、5⇒2⇒5⇒?  今年は優勝しかないでしょ


エダログの取材を兼ねたレースでは、たいてい何かが起きるのですが、とんでもないピンチのときに何人かの救世主との出会いもありました。(勝手にお世話になっただけ?!)
キタタンで撃沈してリタイヤ寸前を救ってくれたねえさん、真夏のウルトラマラソンで7時間もの間マーライオンに付き合ってくれたナイスガイ(その後も、200km一緒に走ってくれたり二日酔いでフラフラな私と50kmのトレイルを走ってくれたり・・・)など。
このほかにも王国ファミリーの皆さんやたくさんの方に助けて頂きながら、ピンチを切り抜けてきました。

そして、なによりエダログを作って下さったトレラン王国の国王、本当にありがとうございます。
たいてい、国王について書いても編集でカットされてしまうのですが今回は残してくださいね。
トップの立場でありながら、いつでも無知な私の目線に合わせてお話をしてくれる国王。
決して前面にでてくるわけではないのに、誰の目にも印象深い国王。
打ち合わせの電話が、いつの間にか取材に行った時の話やトレラン界のウワサ話などいっぱい話して、なぜか電話を切るときには素っ気なく男前な国王。
ハセツネのゴールでウルウルな目で迎えてくれた、カメラマン・金子さんとのオジサマコンビ、大好きです。

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盟友であり同士のナイスガイたち。
トレイルランへのきっかけを作ってくれたオッくんこと奥宮さん
絶体絶命のレースで救世主となってくれた栗原さん


まだまだ成長途中ではありますが、エダログがなければ私のトレイルの成長はあと3年くらい遅かったはず。
絶妙なタイミングでステップアップできそうな企画やレースを見つけて頂き、私はそこにえいや!っと乗っかるだけ。
本当に恵まれた人生であります。

また、ほとんど登場しませんでしたが2人のちびっこもいまして。(ちゃっかりハセツネDVDに映っていたのには驚きでしたが)
いつもレース前には、油性ペンで腕に書いてくれています。
3年前は、ただの○や解読不明な感じでしたが、今や「おかあさんがんばれ♡」と書けるようになりました。

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ここで江田家の元気なgirl & boyをご紹介。
二人は江田さんの心のボスです

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エダログ取材で何度もご協力いただいた「ラン塾」の皆様、
ありがとうございました

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毎度笑いの絶えない楽しい取材ありがとう!!(編集部)
今年もコスプレ期待しております

この3年間で出会えた皆さま、本当にありがとうございました、

もちろん今後もトレイルは続けますし、もっともっと成長していきたいです。
どこかでお会いできたときには、ぜひ声をかけてくださいね。

私は、今日もどこかで笑いながら走っています。

また、どこかでお会いしましょう。

本当にありがとうございました。

江田良子


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江田良子(えだ・りょうこ)
秋田県秋田市出身。高校・大学・実業団で中長距離ランナーとして活躍。2005年の名古屋国際女子マラソンで3位(2時間24分54秒/自己ベスト)となり、同年8月、日本代表としてヘルシンキ世界陸上女子マラソンに出場(17位)。現在は市民ランナーとしてラン二ング&トレイルランを楽しむとともに、2013年4月からランニングスクール『RUN塾』を開校。
http://www.runjuku.com/

■サポートマテリアル
シューズ/montrail
ウェア/マウンテンハードウエア
サポートウェア/コンプレスポーツ
パック/ネイサン
サポーター/ニューハレ
ライト/PETZL
サプリメント/ zen


【連載終了のご挨拶】
連載をスタートしてからほぼ3年、これまでエダログのご愛読ありがとうございました。エダログをつうじてロードからトレイルへ足を踏み入れた方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
江田さんは世界陸上女子日本代表というキャリアを持つトップランナーですが、ご縁あって小サイト『トレラン王国』は笑顔が似合うスーパーキャラに出会いました。最初は右も左も分からず始めた山走りでしたが、時を重ね、トレイルランナー江田良子は頂上への坂道をイッキに駆け登っていきました。さすがです。連載をつうじて不屈のアスリート魂を何度も見せていただきました。エダログはひとまず終了ですが、もちろん江田さんのチャレンジは続きます。これからも江田良子へのご声援と激励よろしくお願いします。
『トレラン王国』編集長


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コメント(3)

emiko | 2014年3月26日 16:18

え~っ!
最終回・・淋しいですね。
毎月楽しく拝見してました。
今月はどこの山走ってるのかな~?なんて・・
今度は山でもお会いしたいです~
お疲れ様でした~

えだまめ | 2014年3月31日 12:16

emikoさん
いつもありがとうございました!
私もエダログを通じてたくさんの方々にお会いできるのが
いつも楽しくて楽しくて。

お山でお会いできることを楽しみにしています!

これでも昔はクライマー | 2014年5月12日 09:40

最終回ですか! ちょっとびっくりと同時に寂しさを感じています。

昨年のハセツネで初めて江田さんとお話しましたが、これからもご自身の目標に向かって、突き進んで行って下さい!

どこかの山でまたお会いできるのを楽しみにしています。

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