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2012/01/06 今回の主人公
第27回 大原秀記さん
大原さんは山もロードも走れる実力者でルックスも抜群です。さらに人間的にも素晴らしく、トレラン仲間からもとても信頼されています。いま静岡はトレイルが最も熱い地域だと思いますが、玉川トレイルではスタッフとして、コースの整備からレースのスイーパーまで大活躍されてました。(紹介者=千葉俊雄)
いつから山を走るようになったのですか?

- いまや定例レースとなったキタタン。夏の到来を知らせる北丹沢を楽しんでいます
高校生のときに山岳部に入り、夏には南アルプスへテントを担いで登ったりしていました。山岳競技でインターハイ県予選では4位に入り、東海大会への出場経験も有ります。この高校の3年間ですっかり山の魅力にはまり、社会人になってからは回数こそ減りましたが、継続して山登りは続けていました。その頃からハセツネの存在は雑誌等で知っていましたが(たぶんハセツネが始まって間もない頃)、山を24時間もかけて71kmも走るなんて、信じられませんでした。(と言うか、どんな人たちがこんな変態的なレースに出るんだろうと思っていました)
そして、一時期は、釣りにはまり、山からは遠ざかっていましたが、30台後半になり再び山に登り始め、月に一度程度は山行を重ねるようになりました。
そして、4年ほど前に、ふとハセツネのことを思い出してインターネットで調べていくうちに、皆が、とても楽しそうにチャレンジしているのを見て、自分もチャレンジできるんだと思うことができ、走り始めるようになりました。ロードを含めて、走った経験は高校時代の授業以来無いので、実質走歴は3年と10ヶ月程度です。40歳からのチャレンジとなりました。
初トレイルレースは、その年のキタタン(北丹沢12時間山岳耐久レース)、完走率5割を切ったときのレースです。当然ペースもなにもなく初めからすっ飛ばして、第1関門以降、大失速。姫次の登りで後悔しました。5分登って1分休むみたいなペースになり、こんなんでハセツネは完走できるんだろうか? そんなことを考えながらのレースでした。8時間50分くらいでなんとかゴールしましたが、トレイルレースの洗礼を受けた感じですね。
これまでトレイルランをやっていて最も感動した事は

- 南アルプス塩見岳でトレラン部監督の望月さんと
やはり、初めて参加したハセツネですかね。もともとハセツネ出場が走るきっかけでもあり、初めての夜間走行、71kmの長い距離、日の出山からの夜景、雑誌やWebに載っているゴールシーンに自分が行けた事。あれほど「やったな~」って思った瞬間はなかったと思います。その後、体育館で仮眠しようとしましたが、興奮して寝れなかったのを覚えています。
兄と同じころ走り始めて、この大会も兄と参加でした。知り合いもいなく、寂しいゴールだったはずです。でも、今では、アラジンというスポーツショップに集まるトレラン仲間がいて、ハセツネにも何人も参加しているので、自分だけでなく、仲間のゴールに喜びあえる事が、楽しくてしょうがないです。
普段のライフスタイルは、どのようなトレーニングをしていますか?

- 南アルプス北岳にて。トレイルランを始めて山との接し方がまた広がった
基本は、通勤ランのロードです。片道5kmですが、遠回りをすることもあり、帰宅時は、最長15kmほど走ることもあります。去年までは、なんとなく走っていましたが、最近は、河川敷や公園内のコースを利用して、スピード練習としてビルドアップや、インターバルなんかも取り入れています。また、通勤途中には手ごろな低山もあるので、そこに寄り道してトレイルを走ることもあります。
週末は、近場の山(日本平や安倍奥)へ走りに行ったり、地元のスポーツショップのトレラン部の仲間とツーリングに行ったりです。それに、ロードでの走力もつけたいと思うので、ロードのロング走なんかもやったりします。
また、行ったことのない山に行って、新たなコース探しも楽しいですね。特に冬場の低山は案外面白くて、地図を見ながら探検気分で行ったりします。もともと山登りから始まったトレランなので、山頂でカップラーメンなんてのも楽しみ。追い込まないファンランが本当は好きです。
最近チャレンジした事、自分なりに頑張った事

- 昨年のハセツネでは10時間31分のPBを達成
本当は、5月開催のUTMF(ULTRA-TRAIL Mt.FUJI)が最大の目標でしたが、震災の影響で延期になってしまいました。せっかく100マイルへの挑戦というモチベーションがあったので、おんたけウルトラトレイルの100マイルの部に参加しました。
途中で足が止まり、第2関門(100kmちょっと)でリタイヤしようかとも思ったのですが、なんとか走り続けて、22時間20分かけてゴールすることができました。夜8時スタート、明るくなりはじめる朝4時過ぎ、すでに8時間も経過しても、まだ70kmにも達していない。このあたりから第2関門までが苦しく長い時間でした。それでも、第2関門以降、なんとかゴールに向かっているなかで、終わったはずの足が復活して、まさしく最後まで走りきることができました。20時間以上も走ってきたとは思えないくらいの走りができたんです。気持ちよかったですね。
それと、11月に静岡市で、初めての本格的なトレイルレースとなる玉川トレイルレースが開催されましたが、今回は選手としてでは無くて、スタッフとして参加したんですが、コースの選定段階から関わることができ、本番も、スイーパーとして、いつもは見ることができない最後尾のレース状況なども体験でき、とても貴重な経験だったと思います。ひとつのレースを開催することが、こんなにもパワーのいるものだということがよくわかりました。
これから(直近or近い将来)に目標にしている事

- アラジントレラン部のメンバーとある日のトレランツアー
まずは、5月のUTMFです。おんたけは同じ100マイルでも、すべて林道。UTMFとは条件が違うと思う。当然シングルトラック区間もあったりで、24時間以上の長丁場になると思うので、それだけの時間行動できる力をつけたいし、長い長い時間を楽しみたいと思います。
それと、夏のアルプスのロングトレイル。軽量テントを持って、2~3泊くらいで行きたいですね。トレイルランってレースだけじゃ無い、山を駆け巡る楽しさがありますから。
- 大原秀記(おおはら・ひでき)
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1967年7月1日静岡県静岡市出身。高校時山岳部に所属し山に親しむ。大学時代は、オートバイにテントを積んでツーリング三昧、社会人になると釣りにはまり、ブラックバスやフライフィッシング、海でのルアーフィッシングと、海・山・丘でアウトドアライフを極めてきた。40歳からランニングを始め08年北丹沢山岳耐久レースでレース初参戦。以後、国内のビッグレースを次々と制覇する。レース静岡市にあるスポーツショップ『アラジン』主催のアラジントレラン部部員としてファンランやレースを楽しみながら、地元開催のトレイルレースの運営に携わるとともに県内のお勧めのコースも開拓中。ブログは
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釣り(ルアー・フライ) |
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山歴 15年・走歴 3年半 |
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| 湘南国際フル(1月)、駿府マラソンハーフ(3月)、北丹沢山岳耐久レース(7月)、おんたけウルトラトレイル100マイル(7月)、朝霧トレイルレース(9月)、信越五岳トレイルレース(9月)、鳴沢ロードレース(10月)、日本山岳耐久レース(10月)、河口湖マラソンフル(11月) |
大原秀記さん ご紹介による 次回『燃えラン』主人公は、山下善弘さん です!

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- 大原秀記さん
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- 山下善弘さん








