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燃えよトレラン | 『燃えよトレラン』ではトレランに燃える、熱きランナーたちを紹介していきます。

中村恭平さん

2017/06/05 今回の主人公

第90回 中村恭平さん

今話題の鈴鹿山系の水先案内人である中村恭平さん。トレイルランニングだけでなく山遊び全般に造詣が深く、いろんな分野の魅力的なものを貪欲に取り入れる姿勢は頭が下がります。昨年から、自身の活動基盤としてADAPT-Suzuka Mountain Range Projectを立ち上げられ、実店舗もオープンしてバージョンアップ。東海エリアの盛り上げ役としてさらに期待される彼にバトンタッチします!(紹介者=古谷雄一郎)

いつから山を走るようになったのですか?

六甲時代に友人たちと行った白山トリップ。今でもつながりのある長い付き合い
六甲時代に友人たちと行った白山トリップ。今でもつながりのある長い付き合い

 約8年ほど前、大学生時代に学校のたったひと月の実習で大きく太ってしまったことがそもそもの始まりです。それをきっかけにして、ダイエットのためにランニングを決意。当時は兵庫県神戸市に住んでいたので下宿から山方面へ上がっていけば六甲山系に入ることが出来たこともあり、山遊びには適した場所でした。それでトレイルランニングやロードランニング、またハイキングも同時に始めることにしました。
 山を走るという行為は、学校の耐寒行事として毎年恒例であった六甲登山(海辺の学校から六甲山頂を経由して有馬温泉へ抜けて温泉に入る)の中で、希望者は山頂までの到着スピードを競っていたので、トレイルランニングという言葉を知らないながらもそういう遊びも出来るんだなということは知っていました。結局大学生時代には走っていても大して痩せませんでした(笑)。しかし多くの方と出会い、共に山遊びをする人が増えていくことで面白さが増していったので、実習などでお休みしていた期間もありましたが、現在に至るまで続いています。

これまでトレイルランをやっていて最も感動した事は

2012年のハセツネゴール。最も満足のいったレース内容で楽しさだけが残った
2012年のハセツネゴール。最も満足のいったレース内容で楽しさだけが残った

 レースによく出場していた頃は、全力を出し切ってゴールしたときでした。ハセツネに初めて出場し、気持ちよくゴールしたことは今も良い思い出となっていますね。しかしそれ以上にずっと感じていることとして、トレイルランニングという共通項があるだけで輪が広がること、さらにはそんな輪に影響を受けた結果、自分という人間がコロッと変化したことに、感動と言うより驚きを感じています。
 全国的に友人や知人が増えていき、そんなつながりの中でだれかが厳しいレースでゴールしたとか、優勝したとか、ファストパッキングで長い距離を踏破したとか耳にしたり、知人伝いにローカルトレイルに遊びに来てくれたりとか。ランニングを始めるまではインドア派で引きこもっていた自分からは想像が出来ないほど、交友関係や遊びの幅が広がりました。アメリカにトレイルランニングトリップに行った際にはあこがれの存在であったAnton KrupickaやJoe Grant、Karl Meltzerらとも出会え、現地のトレイルカルチャーにも刺激を受けるなど、行動力や好奇心の増大は高校生時代の自分からは想像できません。

普段のライフスタイルは、どのようなトレーニングをしていますか?

自宅近くの山へ自転車で向かいハイキング。時には自転車+ランとすることも
自宅近くの山へ自転車で向かいハイキング。時には自転車+ランとすることも

 整体に毎月通っているので、身体のメンテナンスに加えて体幹トレーニングを続けています。
 体重が季節によって変化するのですが、以前はそれに伴いパフォーマンスが不安定になりがちでした。正しい体幹トレーニングを続けるようになってからは、体重にかかわらずパフォーマンスを維持できるようになって来ました。
 トレイルランニングのためのトレーニングという意識よりも、今後を見据え、より楽しく、より長く遊びを楽しむために身体を作っていっているイメージです。自分の遊びをトレイルランニングに限っているわけではないですし、体幹トレーニングは様々なアクティビティにも活用できるので、ぜひ多くの方にも意識して欲しいですね。ほかに自転車や長時間ハイクすることなどもトレーニングに繋がっているようです。

最近チャレンジした事、自分なりに頑張った事

5月中旬に1泊2日のバイクパッキングで滋賀県と福井県を往復
5月中旬に1泊2日のバイクパッキングで滋賀県と福井県を往復

 最近はファストパッキング等のワンデイに留まらない遊びや、自転車を交えた山遊びを楽しんでいます。昨年OMM Bikeの参加直前にMTBを組み上げ、そこから一気に興味が加速。Bike to Hike or Runという遊び(登山口までの移動手段を自転車で行う)や、今年装備一式を揃えたことでバイクパッキングも始めました。
 トレイルランニングはハードなスポーツであることは紛れもない事実で、遊び続けることによって培ってきた基礎体力や勘が他の遊びにも大きく生きています。

これから(直近or近い将来)に目標にしている事

4月中旬に主催したイベントでの一コマ。スズカの面白いところをご紹介します
4月中旬に主催したイベントでの一コマ。スズカの面白いところをご紹介します

 昨年末に自分のお店をオープンし、それまでに自分がやりたかったことを少しずつ実現して行っています。
自分がどっぷりハマってしまった鈴鹿山系の良さを広めたり、遊び方の提案、またフィールドへの案内人としての動きを進めていきたいと思っていて、ありがたいことに各種メディアに連続して鈴鹿山系を取り上げて頂いたことで一気に注目度が増したため、GWには多くの人で賑わっていました。まだまだやることは山積みなので、地道に続けていきたいと思っています。

中村恭平(なかむら・きょうへい)

1987年10月27日生まれ、三重県津市在住。29歳。大学生・院生時代を兵庫県神戸市で過ごし、ふとしたきっかけから山遊びの世界に足を踏み込む。高校時代には部活で弓道に明け暮れインターハイまで出場したが、その時はランニングに没頭するとは考えても見なかった。地元に戻ってからはアウトドアショップで販売員として勤務。山遊びを覚えてから改めて入った鈴鹿山系のフィールドはとても魅力的に感じ、ポテンシャルの高さにも驚くこととなった。このオモシロさを伝えようと2016年に独立。三重県四日市市に自らのコアセレクトショップ&コミュニティスペースとなる“ADAPT SUZUKA“をオープン。スズカの水先案内人として山遊びの提案、そこに集まるヒトやモノ、コトを繋げていく活動を本格的に開始。アウトドアショップ運営。

ADAPT(アダプト)

中村恭平(なかむら・きょうへい)

パーソナルDATA
dot_bule自己分析『燃えラン度』

自己分析『燃えラン度』

dot_buleロード・トレラン比率

ロード・トレラン比率

dot_buleランニング以外の特技or得意分野

自転車(ロード・MTB)、ハイキング

dot_buleランニング歴・記録

8年
STY(2012)
Speedgoat 50k(2012)
ハセツネ70k(2012)
神流マウンテンラン(2012)
IZU TRAIL JOURNEY (2013)

dot_bule過去1年の出場レース Mountain Circus 6 OMM Bike OMM Japan ストレート ショート NINJA TRAIL RUNNING RACE プレ大会 志摩半島トレイルランニングレース 多度山トレイルランレース

中村恭平さんご紹介による 次回『燃えラン』主人公は、恵川裕行さんです!

中村恭平さん
中村恭平さん

恵川裕行さん
恵川裕行さん

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