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燃えよトレラン | 『燃えよトレラン』ではトレランに燃える、熱きランナーたちを紹介していきます。

小松祐嗣さん

2017/09/09 今回の主人公

第93回 小松祐嗣さん

私の僧侶の先輩であり、心から尊敬?し、また山梨県身延町でかいさいされている身延七面山修行走の発起人である、小松祐嗣さんです。時にはスパーストイック、時にはスーパー面白い、とりあえず爽やか変態さんです。(紹介者=岡田法晋)

いつから山を走るようになったのですか?

思親閣で上司と 思親閣からの帰宅ラン
思親閣で上司と 思親閣からの帰宅ラン

 トレイルランニングを知ったのは今から7~8年前になります。
 そもそも田舎のお寺生まれの山育ち。地元の身延山や、修行の山として名高い七面山は子供のころからよく登っていました。20代は海なし県コンプレックスからか、サーフィンに没頭していたんです。そのため、衣を着たお坊さんが冬なのに顔が真っ黒…ww なかなか海に行けない日が続いたりすると、トレーニングでお寺を出てすぐの山を作務衣(お坊さんの作業着)で走ったりしていました。だんだん仕事が忙しくなるにつれ、サーフィンは遠のき、家から移動の少ない山登りへ移行。そのタイミングで出会ったのがトレイルランニングです。だから自然に山には馴染めました。自然相手のアクティビティーが好きだし、自然との共生や時間の流れ、空気の変化を肌で感じることは、本業の僧侶にもいい影響があると思っています。

これまでトレイルランをやっていて最も感動した事は

修行走の前日イベントでの一コマ
修行走の前日イベントでの一コマ

 トレイルランニングを知って、まず思ったことは、地元身延山、七面山を舞台にレースを開催し、地元に貢献したいということです。そこで立ち上げたのが「修行走」。地元で実行委員会メンバーを組織したんですが、いかんせんランナーは自分ひとり。他のメンバーは心の中では「こんな山走れるわけねぇーだろ」みたいな…ww アドバイザーの石川弘樹さん、地元アウトドアショップのELKさん、協賛メーカーさん、もちろん地元の仲間たちの後押しもいただき、なんとか開催することができました。
 その中で強く感じたことは、大会を開催できたのは、もちろん自分たちが苦労を重ねたこともありますが、当日参加してくださった選手の皆さんの人間力。そのレースを全力で楽しんじゃおうぜ!!みたいな勢いって言うんでしょうかねぇ。ありきたりですが、笑顔で苦しみながら楽しんでいる選手がかっこよかった。間違いなく大会を盛り上げているのは、運営側ではなく選手であると感じたことです。

普段のライフスタイルは、どのようなトレーニングをしていますか?

今はまっている菩提梯トレーニング
今はまっている菩提梯トレーニング

 一日の始まりは僧侶ですのでやはりお経です!!仏飯と言って仏様の食事の用意をして、実家のお寺で朝のお経をとなえます。実家は宿坊と言って、身延山参りの方が宿泊するお寺。お客さんがある日はほぼ番頭みたいな感じ…ww
 それと身延山山頂にある思親閣というお寺にも勤務しています。普段はロープウェイで通勤なのですが、時間があれば5Kで800mアップを走って通勤したり、帰りの下りを帰宅ランしたり。
 以前の勤務地は七面山にあるお寺でした。ひと月に3~4回往復するので負荷をかけて登ったりしていました。実は七面山山頂から静岡方面にすごくお気に入りのトレイルがあって、勤務中にこっそり走りに行ったりww
 今はまっているトレーニングは、身延山のシンボルでもある「菩提梯」という高低差104m、287段の階段を上り下りすること!!はたから見たらアホですが、激坂好きには羨ましがられること間違いなしです!!

最近チャレンジした事、自分なりに頑張った事

まさに手前味噌
まさに手前味噌

 普段走るときには、水をあまり飲まないようにしています。ジュース系は絶対飲みません。理由は、「なんとなく体が危機に強くなりそうだから」…
 というのも一般ランナーとしては、レース以外ではなかなかジェルは手が出ないですよね。だからちょっと一人で山に行くときも、飲み物は水だけ。行動食もコンビニ系で済ませています。今までで失敗したのは、地元の和菓子屋さんのでかい羊羹。重いし飲み込めない…
 以前、七面山から梅ヶ島温泉まで水のみでピストンしたんですが、帰りに足がつりまくってしまって動けなくなってしまったんです。その時仕方なく温泉地で買ったお土産の手作り味噌を食べちゃったんです。見事復活して無事に帰ってこれたんですが、それを機に2月に手作り味噌を作りました。

これから(直近or近い将来)に目標にしている事

七面山にお参りに来たランナーさんとの一コマ
七面山にお参りに来たランナーさんとの一コマ

 トレイルランニングのレースが開催されるハイシーズンは、僧侶の仕事が忙しくほとんど出場することができないんです。ですが自分にしかできないことがあると思っています。実は今年の1月末から修行走のコースを6日間毎日歩き、七面山に参拝するという修行をしました。もちろん来年の1月にもやりたいと思っています。それと、いずれ身延山から東京の池上本門寺(日蓮聖人が亡くなった場所)までの旅路を走ってみたい。
 ランニングを通じて仏教の布教とまではいきませんが普及に努めていきたいと思っています!!

小松祐嗣(こまつ・ゆうじ)

1975年2月24日生まれ。山梨県南巨摩郡身延町在住。実家のお寺、宿坊で半僧侶半番頭生活。日中の勤務は身延山思親閣です。自然の中でのアクティビティーは人間にいい影響を与えると思っており、非常に仏教的であると思っています。以前何かの本で読んだのですが、サーフィン界のレジェンド、ジェリー・ロペスが「30年後には日本人がサーフィン界を牽引するだろう」と言っていたことを読みました。日本人と、その生活と、宗教と海と山がいかにかかわってきたのか。また自然万物に対する畏敬の気持ちを伝えていきたいと模索中!!

小松祐嗣(こまつ・ゆうじ)

パーソナルDATA
dot_bule自己分析『燃えラン度』

自己分析『燃えラン度』

dot_buleロード・トレラン比率

ロード・トレラン比率

dot_buleランニング以外の特技or得意分野

ノリノリのお経

dot_buleランニング歴・記録

8年 
2014ロッキンベア黒姫36k完走 
2015美ヶ原80k完走

dot_bule過去1年の出場レース 昨年は残念ながら無し

小松祐嗣さんご紹介による 次回『燃えラン』主人公は、内山達矢さんです!

小松祐嗣さん
小松祐嗣さん

内山達矢さん
内山達矢さん

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