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トレランギア | レースでもファンランでもいつも一緒 だからいいモノが欲しい!!

第13回 レードライト

レードライト

フランスのトレイルランニングギア・ブランド「RaidLight(レードライト)」がいまトレイルランナーの間で注目を集めています。昨年NHK-BSでのスペシャル番組でレポートされたサハラウルトラマラソンにおいて、多くの参加選手が使用していたパックがレードライトでした。灼熱の砂漠で230kmという距離を7日間の過酷なレースで選手と一体となるバックパック。このパックを開発したのがレードライトであり、自らもこのレースに出場経験のある社長のベヌワ・ラベル氏。レードライトのモットーは「Share the trail experience(みんなでトレイルを共有しよう)」。

そもそもレードライトとは?

RaidLight(レードライト)社は1999年に創業したとても若い会社です。創業者は現在41歳の若きベヌワ・ラベル氏。彼の本職はテキスタルデザイナー。若いころからファッション関係の仕事に関わる傍ら、彼には趣味がありました。それはランニング。10歳で短距離走の才能が開花、その後ランニングクラブに入りトラックとクロスカントリーで選手を続けました。
テキスタルデザイナーとしてのキャリアを重ねていた26歳の時、6日間、200kmの山岳レースに出場し優勝。そこから彼の人生が大きく変わっていきました。翌年、レードライトを創業、テキスタイルデザイナーのキャリアを生かし、トレイルランのウエアとパックの開発に取り組みました。その後、トレイルランナーのニーズに適したあらゆる装備(シューズ、アパレル、ポール、バックパック、ウエストパック、ボトル等)を提供しようと、自らが培ったトレイルランナー目線で『より軽く、より便利で、他とは違う』製品を開発し続けています。
本社スタッフは全員トレイルランニング愛好者であり、本社はフランス・アルプスに位置したグルノーブル近くのサン・ピエール・ド・シャルトリューズの標高1,000メートル、地元と共同開発した欧州発のトレイル専用コースに隣接した場所にあり、研究開発スタッフが常日頃テストをおこなっています。さらにその場所は、ステーショントレイル(トレイルランナー向けリゾート施設)として運営され、週末は初心者からエキスパートまで多くのランナーによって利用されています。
13年たった今では、その技術革新と考え抜かれた製品の質の高さで、業界で一目置かれる存在になりました。人間的、革新的、そして情熱的な企業文化で、RaidLight社は疑いなくフランスと世界のトレイルランニングの第一人者となっています。そしてそれは『みんなでトレイルを共有しよう』と言うモットーに表されています。

RaidLightの創業者であり現役トレイルランナーとしてハセツネにも挑むラパル氏。男前でナイスガイ
RaidLightの創業者であり現役トレイルランナーとしてハセツネにも挑むラパル氏。男前でナイスガイ
サハラウルトラマラソンなど過酷なデザート(砂漠)レースにもパフォーマンスを発揮
サハラウルトラマラソンなど過酷なデザート(砂漠)レースにもパフォーマンスを発揮
フランスナショナルチームの山岳ランナーのメンバーとしてフェデレーションcup(国別対抗)を走る
フランスナショナルチームの山岳ランナーのメンバーとしてフェデレーションcup(国別対抗)を走る

ご担当の笠原幹正さんに伺いました。

日本にラウンチングし来季2シーズン目となりますが、来季のトピックと主力となるモデルに関して簡単に概要をお聞かせいただけますか――

来春はシューズが2モデルリリースします。RaidLightのシューズは「カスタマイズ」できる事が最大の特徴です。トレイル環境に応じて、ヒールのショックパッドやゲーターを選択できる部分は継続され、さらに今期リリースした『TEAM R-Light 001』から進化を遂げた「トゥープロテクション強化&軽量化」モデルに仕上がりましたので乞うご期待ください。バックパックは好評のR-Lightシリーズに『XP6』というニューモデルが加わります。特徴としては本体のリザーバー+フロントに200mlフラスコを2本装着するタイプです。これまでの『オルモ』は2本の750mlボトルでしたが、レースのタイプやニーズに応じて選択肢を増やしました。

RaidLightのパックはランナーのことをとてもよく考えて作られていると思いますが、特に機能面で他ブランドに対しての優位性、セールスポイントとは何でしょう――

プロダクツの機能性を語る前に、創業者であるベヌワ・ラパルの情熱や人柄を伝えたいですね。彼は心底トレイルランニングを愛しています。世界中のトレイルを走ってみたいというのが、彼の夢で、もしかするとビジネスは二の次かも知れません(笑)。
ですから彼の経験値から作リ上げられたトレイルランニング用パックの機能性という点では自信を持っています。いま主流になりつつあるべストタイプの装着性と収納の機能をトレラン用のバックパックに最初に導入したのはRaidLightです。オルモ(Olmo)シリーズのベースとなるモデルは20Lですが、サハラ砂漠のステージレース(サハラウルトラマラソン)において、フロントに750mlボトル2本を装着する前加重型パックが圧倒的な支持を得ました。ですから、いまも20Lのニーズが高いのですが、そこからスケールダウンした12L、5Lにおいて難しい設計は無用でした。なぜなら大きいサイズのパックは必然的に容量も多く、荷物も重くなるもので、先に20Lの開発に成功したからです。そしてフロントパックもRaidlightが最初に開発した仕様で、現在4Lの容量を可能にしたものが発売され、今後日本でもロングトレイル用にニーズが徐々に高まりつつあります。
サハラレースのニーズに対してラパル本人の経験を反映させ、テストチームとともに改良を重ねて完成したのがオルモシリーズと言う訳です。ちなみに商品名のOlmoとはラパルの友人でありリスペクトするイタリアのトレイルランナー(50歳を過ぎてUTMBを連覇したトレイルランナー)から命名され、特に5L開発に際し協力を得ました。

来期リリースされるシューズに関して気になるのですが、もう少し詳しく教えていただけますか――

いま日本では「軽さに」注目が集まっています。もちろん軽いということはトレランシューズにおいて大切な要素ですが、われわれはそれ以前にトレイルというラフな路面を長時間走る上で足をしっかり守るということが第一に大切だと考えています。足にダメージを与えてしまっては軽さも生かせない。ですからRaidLightシューズはまず第一にプロテクション(保護)ということを軸にシューズの開発をしています。そのうえで、ランニング性能を発揮するために、いくつかの改良を施しました。シュートップに柔軟性を持たせ、ソールパターンはフリクションを生かしながら推進力を発揮する独自のパターンを導入しました。アッパーも新たなメッシュ素材を導入し軽量化を図りました。シューズはリリースして2シーズン目ですが、完成度の高さを履いていただき確かめていただきたいと思います。

日本のトレイルランニング市場におけるRaidlightのターゲットゾーンはハイエンドのレースなのでしょうか。今後の市場拡大やニーズに対して展望をお聞かせいただけますか――

トレイルレースは大きな市場ですが、レースだけに注力しているわけではありません。対象ユーザーは全てのトレイルランナーでありハイカーです。
最近のレースはロケーションやホスピタリティが人気の指標になっていますね。5kmごとにエイドが完備されていたれりつくせりにものも多いし確かに嬉しいし楽です。入り口はそれでいいと思いますが、一方で装備などのチェックがおざなりになっているケースも多いですね。トレイルランはそれで完結するわけではなく、おそらく経験を積めば皆さん独自で山に出かけていくと思います。そのときレースでの速さや成績よりも大切なものは、山の経験や知識であり、しっかりした装備です。ハセツネCUPは厳しいレギュレーションですが、だからフィニッシュした時の喜びも倍増するのだと思います。100倍返しです(笑)。
山に入ったらエイドステーションはないので自分だけが頼りです。レードライトは登山用具メーカーではありませんが、トレイルランをつうじて四季の山を遊び、楽しむために必要なギアを開発し提案してきました。それはサハラやヨーロッパアルプスで証明されたものであり、全てがアイデアに溢れ、機能的なものです。「mp+(メンブレン)」という高機能ファブリックを採用しシェルや、最初に開発した折りたたみ式で軽量性を追求したカーボンポールや、冬用のミトンや軽アイゼンに至るまで、その豊富なラインナップに着目いただければ嬉しいです。

笠原幹正さん

笠原幹正さん
1970年栃木県足利市出身。アウトドアブランドのアパレルデザイン・企画・開発に長年携わり、2000年には主にスノーボードウエアを中心に企画・開発・PRの全般を担当し、雪上用でありながらデニム、コーデュロイ、ウール、レザー素材などを用いた「非常識的なウェア」を手掛けました。その後2010年、RUNX入社を機にトレイルランニング商材に着手。2012年、RaidLightの輸入代理店となり日本のトレラン市場にベストタイプのパック導入を開始。趣味は山岳スポーツ全般、トレイルランニングの耐久レースにもチャレンジし続けています。
フロントにボトルや荷室の機能を集めたレードライトはバックパックというこれまでの概念を一新した
フロントにボトルや荷室の機能を集めたレードライトはバックパックというこれまでの概念を一新した
防水透湿性能を極めたmp+ファブリックはオールテレイン(全天候型)なアウターシェル
防水透湿性能を極めたmp+ファブリックはオールテレイン(全天候型)なアウターシェル
来年3月にリリースされる「TEAM R-LIGHT002」。その全貌はまもなく分かる
来年3月にリリースされる「TEAM R-LIGHT002」。その全貌はまもなく分かる

いま、プッシュするプロダクツを3つ選んでいただきました。

SELECT1

ウルトラライト オルモ 5リットル
Ultralight Olmo 5L

新しいウルトラライトオルモ5Lの登場。トレイルランニングパフォーマンスのために設計された超軽量バックパック。コンセプトはRaidLightによって開発された、2つのフロントボトルホルダーがもたらすその安定性とクイックチャージハイドレーションシステムのために研究しつくされたスタイルで、100%マルコ・オルモが着想した商品。ベストセラーアイテムのひとつ。

ウルトラライト オルモ 5リットル

■トレイルクイーバー&レードボトル750ml(フレキシブルバルブ)×2本標準装備
■トレイルクイーバーなどを収納するボトム部分ジップポケット
■メインジップポケット
 →インナーブラダー固定用ベルクロストラップ(ブラダー装着可能)
■アクセサリーを収納するジップポケット
■ストレッチメッシュポケット
■左右ストレッチメッシュポケット
■フロントデュアルボトルホルダー(脱着式ホイッスル、ジェルポケット、ボトルホルダーコード&ストッパー付)
■フロントショルダー左右ジップポケット&メッシュポケット
■フロントベルトへのレースナンバー用パッチ付き
■フロントベルトへのジェルバンド3つ付き
■重量:約380g
■価格: 15,540円(税込)

SELECT2

トップウルトラライト
Top Ultralight

超軽量・防水/透湿性プロテェクティブジャケット。ファブリックとして使用される『ストレッチライト MP +(エムピープラス)』は、特出した快適さを得るために開発した超軽量で伸縮性に優れた素材で、トレイルランニングやダイナミック&アクティビティスタイルに理想的な『超軽量ストレッチレインジャケット』として商品化しました。これは私たちが市場で唯一、提案することができるものです。パフォーマンスのために設計されたこの新しい『トップウルトラライト』は、最も要求の厳しいユーザーのために開発されました。

トップウルトラライト

■ストレッチ性(ストレッチライトMP+ メンブレン)
■優れたプロテクション:防水性、透湿性、防風性(耐水圧10,000mm /透湿性10,000g/㎡・24h)
■着用時のスマートフォン、エナジー系またはキーを入れるためのサイドポケット
■サイドポケットへコンパクトに収納が可能
■リストウォッチウィンド
■素材:ストレッチライト MP +(ナイロン、ポリウレタン)/リップストップライト MP +(ナイロン、ポリウレタン)
■サイズ: S・M・L
■重量:約160g
■価格: 27,090円(税込)

SELECT3

ボトルベルト 1000ml-45°
Bottle Belt 1000-45°

軽量で専門性に特化し、大容量ポケットを確保、そして脱着&可動式マルチポケットを備えすべての利点を保持したウエストパック。右サイドの800mlボトルホルダーは傾き角度45度のトライアングル設計することで、安定感と軽量化を計りボトルのイン&アウトをストレス無くおこなえます、また左サイドの200mlフラスクホルダーを新たに加えました。そしてバンジーコードホルダーにはジャケットも収納でき、メッシュポケットにはジェルを収納できます。

ボトルベルト 1000ml-45°

■ウエスト適応サイズ:68~114cmまで対応
■マルチポケット
■ボトル800ml、フラスコ200ml付き
■重量:約210g
■価格: 7,245円(税込)

商品に関する詳しい情報:RaidLightオフィシャルサイト

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