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レースレポート Vol.8 | The 4100D マウンテントレイルin野沢温泉

脚を労わりながら限界点を探っていく。まさに意志のみが身体を支配する灼熱のレース

関東・甲信越が梅雨明け宣言した7月18日、長野県野沢温泉でSUZUKIクロスアドベンチャーシリーズ『SALOMON The4100Dマウンテントレイルin野沢温泉』が開催された。

野沢温泉は日本有数の温泉観光地であり、冬はスキーのメッカ。文部省唱歌「朧(おぼろ)月夜」、「故郷」など数多い名曲の作詞者であった国語国文学者の高野辰之博士が晩年に隠棲(いんせい)した土地で、「菜の花畑に~♪」の有名な歌詞はこの野沢温泉の自然を歌ったもの。村内には氏の功績を讃えて「おぼろ月夜の館」が健立されている。温泉や観光名所だけでなく、グリーンシーズンはトレッキングや各種スポーツの合宿地として、四季を通じてスポーツのフィールドを提供している。

開催当日の朝、98年長野冬季オリンピックのバイアスロン競技会場となった野沢温泉オリンピックスポーツパークは深い朝靄に包まれた。400mのトラックを有する競技会場が本大会のスタート・ゴール会場、そして3つのセクションに分けられたレースの中継所となる。スタートは早朝7時。6時過ぎから続々と集まった選手たちは広大な芝のフィールドで入念なウォーミングアップを開始した。

前夜梅雨の最後の激しい雷雨を浴びた北信地方、森は大量の雨を吸い、山の上部は深い霧に包まれていた。スタート会場も湿度の高いどんよりした空気が漂う。
全長65㎞、第1回目のレースとして誰もが初めてチャレンジするレース。『4100D』とは累計標高差を示す。数字が大きすぎて類推するための対象レースが分からない。ただ、想定されることは3つのセクションを走破するために3度このスタート(ゴール)ゲートを通過しなければならないということ。山に上がって峰々を縦走しながら最後に麓に下りてくるという類のレースではないということ。果たしてどれほど苛酷なレースなのかは正直、走り切ってみなければ分からない。誰もが旺盛なチャレンジ精神と一縷の不安を胸に、午前7時、陣太鼓の響を背にスタートした。長い一日の始まりだ…。

コースは序盤、野沢温泉の温泉街を周回して林道を詰め山に分け入る。浴衣に丹前姿の温泉客で賑わう朝市のメインストリートを、帯のように長く伸びたトレイルランナーたちが通過していく。予想していなかった光景に驚く観光客、商店の奥さんやおじいちゃんの声援と拍手を受けながら通過していく。選手たちは元気をもらって山を目指す。

セクション1(22㎞)はコース上最高地点、標高1650mの毛無山をクリアし、オリンピックスポーツパークに戻る。温泉街の標高が約500~550mだから、単純に標高差1000m以上を登り、下る。
セクション2(12㎞)は村の入口にある景勝地、北竜湖の湖畔をめぐり、小菅神社から1017mのピークを越えてスポーツパークへ帰還。ちなみにここまでの制限時間がスタート後10時間(午後7時)。
余力を残して挑むセクション3はゲレンデを次々と横切りながら徐々に標高を稼ぎ、志賀高原へ伸びる舗装路を経由し再び山頂上ノ平高原を目指す(そして下る)、本日の最長区間31㎞。

コースプロフィールを見る限り、セクション3に入る前に50%のエネルギーを残しておきたいところ。だから第1は抑えぎみに余裕でクリアし、第2は無難に走り抜いて第3につなげたい。というのがごくノーマルな戦略。ところが繋ぎのセクションであるはずのセクション2で多くの選手たちが苦労したようだ。

7時、朝靄の中一斉にスタート。前夜の雨で着地すると水しぶきが上がる重馬場
7時、朝靄の中一斉にスタート。前夜の雨で着地すると水しぶきが上がる重馬場
大湯の前にトップで現れたのは今シーズンを快走するスピードスター平澤選手
大湯の前にトップで現れたのは今シーズンを快走するスピードスター平澤選手
朝市の沿道の声援を受けて「行ってきま~す」
朝市の沿道の声援を受けて「行ってきま~す」
ぐんぐん青空が広がり9時にはどピーカンに。眼下には野沢温泉村
ぐんぐん青空が広がり9時にはどピーカンに。眼下には野沢温泉村
毛無山山頂を3位で通過する山田選手。まだまだ余裕の笑顔です
毛無山山頂を3位で通過する山田選手。まだまだ余裕の笑顔です
ストックを小脇にかかえてカメラに応える新鋭・貝瀬淳選手。最後までぺースが落ちず、堂々の総合5位入賞
ストックを小脇にかかえてカメラに応える新鋭・貝瀬淳選手。最後までぺースが落ちず、堂々の総合5位入賞
スタやまびこ駅(山頂駅)第1関門のエイドは選手のオアシス。あれ!?、どこかで見たことある犬…。サポーター『ピレ吉』参上
スタやまびこ駅(山頂駅)第1関門のエイドは選手のオアシス。あれ!?、どこかで見たことある犬…。サポーター『ピレ吉』参上
第1関門に女子2位で登場したのは鈴木潤子選手。その笑顔、レースを楽しんでいますね
第1関門に女子2位で登場したのは鈴木潤子選手。その笑顔、レースを楽しんでいますね
世界を駆けるエンデュランスランナー鈴木博子選手も参加。この後、セクション3で不屈のランを展開
世界を駆けるエンデュランスランナー鈴木博子選手も参加。この後、セクション3で不屈のランを展開

スタート後、2時間。午前9時の毛無山山頂はスッキリと晴れ渡り、微風は吹くもののすでに気温は30度に近付きつつあった。灼熱の太陽が選手たちに容赦なく照りつけ、山頂のエイドステーションにたどりついた選手の喉は乾ききっている。額には汗が乾いた塩がこびりつく。

セクション2。多くの選手が北竜湖の湖畔に差しかかる頃には太陽は真上に昇り、この夏最高の猛暑の様相となった。風は全くない。いったい気温は何度なのだろう?

汗とともにミネラルが搾り取られ、フクラハギ、大腿四頭筋も何度も攣る。その都度なだめ、労わりながら限界点を探っていく。まさに意志のみが身体を支配する灼熱のレース。オリンピックスポーツパークに戻ってきた選手は、頭から水を浴び、休息用に用意されたテントのなかで横になったきり起き上がれなくなる選手が続出。しかしレースはまだ半分が終わったに過ぎない。時間はまだ残されている。十分の補給と休憩を摂り、戦士たちは再び戦場に旅立っていく。その後ろ姿は明らかに疲弊している。しかし、レースに掛ける気迫は誰ひとり衰えてはいない。苦しみの末に待つ悦びをこのレースにエントリーした誰もが知っているから。

スタートから11時間が経過。湧き立つ入道雲がオレンジ色に染まる頃、出場233名の半数を超える選手がセクション3に戦いを挑んでいた。山頂の道路脇の展望台からは明かりにともされた野沢の街が…。すでに60㎞を通過。よくぞここまで…。無言でひたすらゴールを目指す人、途中で選手同士意気投合し、4~5名のパーティーを形成したグループ。街が見えると足取りも軽くなる。

風光明媚な北竜湖の湖畔をめぐるセクション2。炎天下の下、木陰が選手の体温を下げる
風光明媚な北竜湖の湖畔をめぐるセクション2。炎天下の下、木陰が選手の体温を下げる
セクション3へ旅立つ選手。この先はゴールしかない。男は笑顔でやり遂げます
セクション3へ旅立つ選手。この先はゴールしかない。男は笑顔でやり遂げます
絶妙なトークで大会を盛り上げた名MCの吉田さん。元福島放送アナウンサー。納得
絶妙なトークで大会を盛り上げた名MCの吉田さん。元福島放送アナウンサー。納得

山中でひとりぼっちのナイトレース。超非日常的自然体験もレースならではの醍醐味

このビッグレースには多くのトップランナーが集結した。賞金レースでもあることからなおさら上位の行方に興味が湧く。名誉と賞金を手にするのは果たして誰なのか。
上位陣はめまぐるしく変わった。男子は毛無山の山頂に最初に到着したのは栗原孝治選手(TEAMラフマ)、続いて平澤賢市選手(オーク製作所)。10分経過の間に10数名が通過する混戦。ところが、セクション1を終えた時点でトップは望月将悟選手(チームスポルティバ)、2位は山田琢也選手(チームモントレイル)にとって代わり、第2セクション終了時は山田選手が3秒さながらトップ。平澤選手は途中リタイアし栗原選手は4位に後退した。
その後、セクション3は終始、望月、山田両選手の白熱の闘いが続き、スタカ湖で2分差、やまびこ駅(第4関門)で再び1分差、と槿差のまま望月選手が首位をキープ。最終的には両者6時間40分走り抜き、わずか5分の差で望月選手が優勝。3位にはセクション3のラップを出した村井涼選手(北富士山岳特戦)追い上げを見せ、あと一歩のところまで迫った。優勝もしくは上位入賞候補に挙げられた選手の幾人もが、暑さからくる体調不良で途中リタイア。明暗を分ける苛酷なレースだったが、酷暑の中、全力を尽くした選手たちの経験値はいずれまた生かされることだろう。

北竜湖に女子トップで到達した松浦選手。この後、記憶に残るマッチアップに突入
北竜湖に女子トップで到達した松浦選手。この後、記憶に残るマッチアップに突入
第3セクションの序盤、日影ゲレンデをマイペースで走る村井選手。まだまだ体力温存
第3セクションの序盤、日影ゲレンデをマイペースで走る村井選手。まだまだ体力温存
上ノ平の森にトップで現れたのは望月選手。この直後に家族の温かい声援を受けさらにパワー全開
上ノ平の森にトップで現れたのは望月選手。この直後に家族の温かい声援を受けさらにパワー全開
ゴールに飛び込む望月選手。6月に足小指を骨折しながらも復調。根性のランを見せつけた
ゴールに飛び込む望月選手。6月に足小指を骨折しながらも復調。根性のランを見せつけた

一方女子も、見応えのあるレース展開。松浦真由美選手(白岡夜人走遊会)がセクション1から独走ともいえるレース展開を見せたが、鈴木潤子(ディバス)が追い上げセクション2でマッチアップ。北竜湖の湖畔手前まで2分差から鈴木選手が小菅神社で逆転し、その後、下りで再び松浦選手が再逆転。スポーツパークの第3関門トラジションを先に出発した鈴木選手が再び先頭に。と目まぐるしい順位交替をし、最後の戦いはセクション3の下りへ。最大7分差あった鈴木、松浦のポジションは5分、2分と縮まり、温泉街におり着いた時についに1分差に。そして、ついにスポーツパーク会場手前の長い上り坂で両者相まみえ、槿差で鈴木選手が先にゴールゲートをくぐった。終わってみればその差僅か14秒という激戦。登りに強い鈴木選手、下りに強い松浦選手。両者の特長がレースを白熱させた。選手には恐縮ながら、もしも最後に400mのトラックが待っていたら、会場の興奮は凄いものであったに違いない。3位には伏兵とも言える地元・野沢温泉から出場のママさんランナー、片桐久美選手(野沢温泉村社協)が粘り強いレースで入賞、初開催に花を添えた。
また、このレースで特筆すべきことがひとつ。女子の優勝候補のひとり鈴木博子選手(VASQUE)は前半4位と好位置につけていたが、セクション2から戻った時点で体調不良で1時間も横になり休息をとった。通常ならリタイアもいたしかたない苛酷なコンディションで、休息後レースに復帰。見事7位入賞で完走した。「8月末のウルトラトレイル・デュ・モンブランも想定して」(本人)とはいえ、レースを捨てない姿勢は素晴らしかった。

夜の10時。最終の選手が上ノ平を目指して登っていく。ゴール制限時間は24時間だが、この調子なら20時間を切るかもしれない。今大会、参加者のレベルは高い。たしかに初心者はこのレースにはいないはずだ。
この時間帯に一人で進む選手の前後には人影は皆無。時折コース係員と遭遇する以外は孤独な夜間走となる。ヘッドライトのスポットを頼りに真っ暗な森のトンネルを抜けると道路にでた。一瞬ホッとする。そしてふと見上げるとそこには満点の星。人里離れた山中でひとりぼっちのナイトレース。この超非日常的自然体験。これもこのレースならではの醍醐味だと思う。ちなみに完走した最終ランナーは男性の方で19時間46分。時刻は深夜2時46分。

同大会では地元野沢温泉スキークラブの関係者や村民、村外のボランティアスタッフが運営をサポートした。温泉街の外れで長椅子に座りながら炎天下の中、日中ずっとコース誘導するおじいちゃんがいた。近所のおばあちゃんもやってきて、道路を挟んで一緒に選手に声援を贈っていた。夜9時、真っ暗な上ノ平高原でひとり小さなテントを張ってコース誘導をする20代の青年がいた。彼は松本の病院勤務の救急救命士。飯山の友人からこの大会のスタッフをお願いされたという。この後10時に交替するのは、同僚の救急救命士。仕事を終えていま松本からこちらに向かっているころという。人と人とのつながりが結実させた、とてもすがすがしい大会だった。

レポート=『トレラン王国』編集部

大会リザルトはこちら
大会公式サイト
『The 4100Dマウンテントレイルin野沢温泉』がTVで放映されます。
・ 熊本朝日放送: 8月29日(日)24時55分~25時25分
・ 長野朝日放送: 9月5日 (日)15時30分~16時25分
・ 秋田朝日放送: 9月9日 (木)25時15分~26時10分
・ 新潟テレビ21: 9月11日(土)24時45分~25時40分
・ BS朝日: 9月19日(日)16時00分~16時55分
・ 琉球朝日放送: 9月25日(土)10時00分~10時55分
・ 静岡朝日テレビ: 9月25日(土)24時30分~25時25分
愛娘をだっこして感無量のフィニッシュは今年2度目のツールド・モンブランを目指す松永選手。「パパは負けなかったよ」
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文中でも紹介した入道雲。入道もあまりの暑さに口から「暑いね」と吐息をもらしています
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8時に第4関門に達した東京から参戦した二人。思いもよらず今晩中にゴールできそう。「宿確保してないんです。どうしよう」
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夜の森はちょっと不安。ということでいつのまにかお友達になり編隊結成
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「見て見て。温泉街の明かりが見えたよ」。ここまでキッかったけど勇気もらいました
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翌日の表彰セレモニー。国内では珍しい賞金レースに笑顔はじけるの3人。(中央は1位望月選手の代理の方です)
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「野沢温泉の自然の優しさを感じてくれたと思います。来年はもっとパワーアップすることでしょう」。コースディレクターとして活躍したトレイルラン界の第一人者・田中正人氏
「野沢温泉の自然の優しさを感じてくれたと思います。来年はもっとパワーアップすることでしょう」。コースディレクターとして活躍したトレイルラン界の第一人者・田中正人氏
レースDATA
dot_bule開催日

2010年7月18日(日)・19日(祝)、スタート午前7:00(18日)

dot_bule距離・クラス

65km

dot_bule制限時間

ゴール24時間、第1関門6時間、第2関門10時間(22km地点)、
第3関門14時間(34km)、第4関門21時間

dot_bule高低差

1,258m(毛無山1,650m-北竜湖392m)

dot_bule参加数

250名

dot_bule完走率

80.3%(完走187/出走233名)

dot_buleコースレコード(男/女)

望月将悟6:40:14/鈴木潤子8:51:07

dot_bule主催

The 4100Dマウンテントレイルin野沢温泉実行委員会

dot_bule大会HP

http://www.trail-nozawa.com/index.html

ランナーズVoice

  • 望月将悟選手

    望月将悟選手(男子総合1位)

    6月に足の小指を骨折してリハビリ明けの望月さん。8月はトランスジャパンアルプスレース(TJRA)が控える。
    「暑かった~。(日差しを)遮るもののないコースで水分補給が難しいレースでした。田中正人さんがアドバイザーのコースなので勝てて嬉しいです。TJARの恰好の練習になりました」。追伸:望月選手は、その後TJARで見事優勝!! 大会新記録となる5日間05時間22分でゴールしました。

  • 山田琢也選手

    山田琢也選手(男子総合2位)

    ほぼ地元と言える野沢温泉でのビッグレース。中盤からは2位をキープ。望月選手を槿差で追い続けた。
    「地元レースということもあり今回だけは勝ちに行きました。初めてと言っていいほど真剣にトレーニングしました。たくさんの声援をいただきましたが、後半し正直きつくて笑えなかったです。すみません(笑)」

  • 村井 涼選手

    村井 涼選手(男子総合3位)

    ねばりのレース運びで後半じりじりと追い上げ3位に浮上。4位の栗原さんとは同じ自衛官。中距離を主戦場とする良きライバル。
    「第3セクションの山を下ればゴールだと思っていたので、最後の温泉街のランはこたえました。いつも望月さんにくっつくのですが、今回は潰れるのが怖くて付けなかった。でも結果的に正解だったと思ってます」

  • 栗原孝浩選手

    栗原孝浩選手(男子総合4位)

    第1セクションの毛無山をトップで通過。これまでの最長は『北丹沢山岳耐久』の44km。自身最長レース。
    「いつも前半突っ込んでしまう傾向があるので、今回は抑えてトータルで走ることを心掛けたつもりだったのですが、初めての距離に後半バテました。第3セクションの登り途中に小さな滝壺を見つけ漬かりました。あれで生き返った」

  • 松永紘明選手

    松永紘明選手(男子総合6位)

    8月末に『ウルトラトレイル・デュ・モンブラン』参加を控える松永さん。師匠を追って新潟から『チーム松永』のメンバーも多数参戦。
    「とてもタフなレースでしたが、素晴らしいコース、素晴らしい自然、素晴らしい温泉。そして応援してくれた野沢の皆さんと家族、すべてに勇気をもらいました」

  • 江口三広選手

    江口三広選手(男子50歳代1位)

    50代でただひとり9時間代(9:51:55)に入った江口さんは根性のラン。
    「ありがとうございます。コースが素晴らしい。これまで見たこともないブナの巨木に感動しました。渋滞がない、宿の料理が美味しい。温泉も最高!! また来年も参加します」

  • 鈴木潤子選手

    鈴木潤子選手(女子総合1位)

    トレイルランレースにして僅か3シーズン目。めきめき力をつけて上昇を続ける鈴木さん。ついにビッグタイトル獲得!! この夏、『ウルトラトレイル・デュ・モンブラン』にも参戦。
    「セクション1,2はできるだけセーブし、3で行けるだけ行こうと考えていました。暑さと疲労で何度も負けそうになりましたが、滝や岩場など豊かな自然が安らぎをくれました。優勝できたことはもちろん、全てに感動的なレースでした」

  • 松浦真由美選手

    松浦真由美選手(女子総合2位)

    セクション3の下り、長坂ゲレンデで7分差あったタイムはゴール手前の坂でついに1分以内に。
    「あまりの暑さに北竜湖(セクション2)で自分が弱くなりかけたとき、鈴木さん(女子1位)と出会えたことがいい刺激になり、その後の走りにつながったと思います。彼女といいマッチアップができて思い出深いレースになりました」

  • 片桐久美選手

    片桐久美選手(女子総合3位)

    地元野沢温泉からエントリーして見事3位。14年前に野沢にお嫁に来て、いま中2から小2まで4人のお子さんを持つお母さん(驚)。高校時代はクロスカントリースキーの選手(やっぱり)。
    「地元といってもここでのトレイルランは初めてです。どなたが有名な選手なのかも分からないので駆け引きとかはまったくなく、ただただマイペースで走ったのが結果につながったのだと思います」

  • 上宮逸子選手

    上宮逸子選手(女子総合4位)

    セクション3に入る前に大休止。途中リタイアも考えたといいながら、終わってみれば4位入賞と上位ランカーの実力を示した。
    「セクション2がこたえました。5月に裏ももの肉離れをして6月は走れず、泉ケ岳(トレイルレース)以来の復帰戦だったので、自分としてどこまでできるか分からなかった。最後の下りで5位の選手がすぐ迫っていることが分かり、お陰でゴールまで激走できました(笑)」

コースマップ

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