トップページ > トピックス&ニュース > 『ジャパンスカイランニングチーム(JST)』より活動報告ならびにメンバー募集

トピックス&ニュース | トレランに関する最新のトピックス&ニュースを紹介します。

2013/06/08

『ジャパンスカイランニングチーム(JST)』より活動報告ならびにメンバー募集

『ジャパンスカイランニングチーム(JST)』が
2016年スカイゲームス国別対抗に向けて本格始動


『ジャパンスカイランニングチーム』(通称JST)のチームキャプテンとして、トップ選手として国際大会で活躍中の松本大氏より活動報告が届いた。JST(詳細は記事参照)には松本大氏を始め、宮原徹、近藤敬仁、長谷川香奈子ら、国内を代表する錚々たるトップランナーがメンバーとして所属する総勢80名を数えるスカイランナーのチーム。個々のレベルアップのための合宿や練習会をはじめ、『スカイランナーワールドシリーズ』や4年に一度の『スカイゲームス』への参加、上位に優勝を目指している。この5月に長野県上田市に拠点を移し本格的な活動を開始した。世界への足がかりとなるトレイルランニングの発展拡大のため、『スカイランナージャパンシリーズ』開催の計画も進行中だ。また、メンバーも随時募集中だ。
以下、報告レポート(5/17)をご紹介します。

■JSTについて

先日、日本のトレイルランニング界の若手トップ選手を集めて、第1回JST(ジャパンスカイランニングチーム)の合宿会を実施しました。
http://ameblo.jp/tsumagoi-cabbage/entry-11527458774.html
JSTは、松本大(サロモン)・宮原徹(スポルティバ)・近藤敬仁(スポルティバ)・山田琢也(モントレイル)・浦野裕之(サロモン)・長谷川香奈子(スミス)が呼びかけて世界トップレベルのレースで戦うことを目的に結成された日本代表チームです。本気で世界を目指すアスリートとそれを支える市民ランナーたちで構成されているチームであり、現在、全国各地に80名が所属しております。チームとしての最初の目標は2016年に開催されるSKYGAMES(スカイランニングの国別対抗戦・山岳レースのオリンピック)に参戦してメダルを獲得することです。今後、合宿を年に2~3回実施していく予定です。今年は第2回目(10月5・6日@長野県高峰高原)、第3回(12月28日@長野県上田市)で実施する予定です。

また、JSTはトレイルランニングを一流スポーツにすることを目指してもいます。その目玉として、既存のトレイルランニングレースを短・中・長のカテゴリーごとにシリーズ化して、ランキングを競う「SJS(スカイランナージャパンリーズ)」の開催を計画しています。事務局を長野県上田市(信州上田アウトドアビジターセンター内)に設置するとともに、ISF(国際スカイランニング連盟)に加盟することを視野にいれ、今夏から全国で普及活動に取り組むアスリート達に呼びかけて活動を始めるつもりです。関係者の皆様にも、ぜひ、ご理解をいただき、今後の活動にご賛同・ご協力いただけたらと思います。

JSTの募集ページ
http://daimatsumoto.com/jst/
JSTのFBページ
http://www.facebook.com/JapanSkyrunningTeam?fref=ts

2013_05_05_IMG_3008.JPG
2013_05_05_IMG_3018.JPG
5月10日鹿沢温泉合宿より


■2013SWS(スカイランナーワールドシリーズ)への挑戦

日本では未だメディアへの露出が少ないですが、トレイルランニングの本場・欧州におけるトレイルランニング界の最高峰レースがISF(国際スカイランニング連盟)が開催する『SWS(スカイランナーワールドシリーズ)』です。このシリーズにはキリアン・ジョルネ(サロモン)をはじめ、世界のトップランナーが参戦しており、日本国内では考えられないほどハイレベルな国際レースとなっております。

昨年、私は初めてSWSに本格的に参戦しました。結果は世界ランキング14位というもので、世界のレベルの高さに改めて感動いたしました。今年も、さらに上のランキングを目指すべく、2013SWSへ参戦します。参戦予定レースは以下の通りです。
5月26日 SPAIN: Maratòn Alpina Zegama-Aizkorri - 42k, Zegama
8月18日 USA: Pikes Peak Marathon - 42k, Manitou Springs, Colorado
10月13日 ITALY: Skyrunning Xtreme - 23k, Limone sul Garda

SWSを運営しているISFの存在感は年々高まってきております。今後、世界レベルに憧れ
てSWSに参戦する日本人が増えていくと思います。私達はその道を拓くパイオニアとして、世界で一生懸命に戦っています。現在の日本国内のメディアが報じるトレイルランニングはUTMBやUTMFなどウルトラ競技がほとんどという現状ですが、トレイルランニングの最高峰はウルトラだけではありません。さまざまなカテゴリーが評価されてこそ、トレイルランニング界全体の発展があると信じております。

スカイランニングとは?
スカイランニングとは、標高2000m以上の登山道を走るスポーツのこと(※1)。舗装されていない道路や野山を走るトレイルランニングの一分野だ。標高2000m未満であっても、森林限界を超えた場所でのトレイルランニングはスカイランニングといってもいいだろう(※2)。また、ランニングが中心のスピード登山もスカイランニングといえる。現在、スカイランニングの競技人口や大会数は欧州を中心に急速に拡大しており、国際大会を運営するISF(国際スカイランニング連盟・本部イタリア)の傘下に20を超える国や地域に加盟組織がある(※3)。ISFによって、2003年より世界各国でスカイランナーワールドシリーズ(SWS)が開催されており、夏季オリンピックの年には、スカイゲームスというスカイランニングの国別対抗戦が行なわれる。さらに、4年に1度、国や地域の代表選手だけが出場できるスカイランニングワールドチャンピオンシップが開催されていまる(※4)。
日本では2006年の「OSJおんたけスカイレース」の開催によって、「スカイランニング」や「スカイランナー」といった言葉が認知されはじめた。近年のトレイルランニングブームもあって、標高2000mを超える山岳を走る登山者は増加している。しかし、日本における標高2000mを超える山岳エリアは大部分が規制が厳しい国立公園内であることもあり、レース数はあまり増加していない。

ISF(国際スカイランニング連盟)ホームページ
http://www.skyrunning.com/

※1 ISF(国際スカイランニング連盟)の定義では、「スカイランニングとは、標高2000m以上の山岳でのランニングである。ルートは、登攀グレードⅡ級(易しい:三点支持を要する)を超えず、40%未満の斜度に限る。ストックや手の使用は必要に応じて可能。」とされる。
※2 ISFのルールでは、標高2000mに届かない場合でも標高差が1300m以上あればスカイレースとして認めている。
※3 2012年現在、アジアでは香港・マレーシア・フィリピンに加盟組織があるが、日本に加盟組織は無い。また、日本ではトレイルランニングを実質的に統括する組織も無い状態にある。
※4 ワールドチャンピオンシップは、スカイゲームスの2年後に開催される。第1回大会は2010年にイタリアで開催された。スカイゲームスとワールドチャンピオンシップの間の年には、隔年で大陸別選手権が開催されている。

ページのトップへ戻る